(シリーズ)『Grooveに恋した大人たち〜 第7章』

TMC発、結成バンドブログ第三弾。
11月30日に開催される「タイニーミュージックコンサート vol.3」に向けて、新たにバンドを結成!今回は女性ボーカルを擁する6人組。演奏するのは、R&B、ソウル、ファンクなどグルーヴ満載の洋楽ナンバーです。
大人たちが本気で“Groove”に恋して、本番に向けて少しずつ歩みを進めていく――そんな日々を綴るブログです。

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今回ご紹介するのは、ライブの目玉ナンバーでもあるマッシュアップ。Bee Geesの「Stayin’ Alive」とJamiroquaiの「Virtual Insanity」を組み合わせて、一つの曲として演奏します。

「マッシュアップ」とは、異なる楽曲をつなぎ合わせて新しい表現を作る手法のこと。単なるメドレーとは違い、キーやテンポ、コード進行を絶妙に調整しながら、まるで最初から一曲だったかのように聴かせるのがポイントです。邦楽だとPerfume×きゃりーぱみゅぱみゅの公式マッシュアップや、テレビ番組でよく耳にする「小田和正×ミスチル」的な特集でも見かけますし、海外でもLinkin Park×Jay-Zの『Numb/Encore』は有名ですね。最近はDJプレイでもおなじみになっています。

今回選んだ「Stayin’ Alive」と「Virtual Insanity」は、ともにグルーヴの塊のような楽曲。70年代ディスコを代表するBee Geesと、90年代アシッドジャズの旗手Jamiroquai。この二つをつなげることで、時代もジャンルも飛び越えた“ダンスフロア直行便”みたいな楽曲に仕上がる予定です。

とはいえ演奏する側にとってはかなりの難関。テンポ感の違いをどう自然にブリッジするか、リズム隊がどれだけ柔軟に対応できるかがカギです。さらにボーカルは歌い回しの切り替えが必要で、単なる歌唱ではなく「切り替えの瞬間で空気を変える」スキルが問われます。ギターやキーボードも、曲ごとのバッキングをどう共存させるかが重要。ひとつ間違えるとチグハグになってしまうので、アンサンブル全体の集中力が試される一曲といえるでしょう。

難しさはありますが、それも含めて挑戦する価値のある曲だと思います。狙い通りに仕上がれば、聴く人に新鮮な驚きや心地よいグルーヴを感じてもらえるはず。大人の遊び心がほんの少しでも伝われば十分です。

さて、次回はついに初めてのリハーサル。まずは楽器隊だけで演奏面の確認をメインに行います。きっといろんな課題が出てくるでしょうが、ボーカルを気持ちよく迎い入れるための大切なステップ。どうクリアしていくのか、またレポートします。


このブログでは、演奏予定の楽曲紹介や音楽と向き合う大人たちが、本番へ向けて少しずつ歩みを進めていく様子をお届けします。

それでは、次回の更新もどうぞお楽しみに。