『イベントの考え方を、少し見直しました』

さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。

ライブワゴンミュージックのイベント内容(説明)を、少し?大きくかも?見直しました。
ぱっと見ただけだと「書き直した」くらいに見えるかもしれませんが、実はここ数か月、ずっと考えていたことの整理でもあります。こういうことってホント終わりがない(笑)

これまでコミュニティでは、USA、UK、ブルース、ストーンズ、邦楽、初心者向け…
比較的細かくテーマを分けてセッションを行ってきました。
その時々でやりたい音楽があり、集まる人がいて、結果として自然に増えていった形です。
どれも間違っていなかったと思っていますし、そのおかげでたくさんの出会いや演奏が生まれました。

一方で、イベントの数や種類が増えるにつれ、
「これはどのイベントに行けばいいんだろう?」
「自分はここに参加していいんだろうか?」
そんなふうに感じる人が出てきてもおかしくない状態になってきました。主催している自分自身も、説明するたびに言葉が増えていき、いつの間にか“わかりやすくするための説明”が、逆に分かりにくくなっていた気もします。

このコミュニティはもともと、順番があったり、資格が必要だったり、「次はここへ進まなければならない」そんな場所にしたいと思って始めたわけではありません。
セッションだけに参加し続けてもいいし、バンドを組んでライブに出てもいいし、しばらく離れて、また戻ってきてもいい。
その時の気分や生活に合わせて、音楽との距離を自分で決められる場所でありたい、その気持ちは今も変わっていません。

今回の変更では、イベントを“レベル”や“段階”で分ける考え方を、なるべく表に出さないようにしました。
セッション、TMC、TLC、それぞれ役割や雰囲気は違いますが、「ここが入口」「ここが上」「ここは選ばれた人だけ」そんな意味づけをしたいわけではありません。
あくまで、音楽を楽しむ場の選択肢がいくつかある、という整理です。

ただし、TLC(ライブハウスでの本格ライブ)については、少しだけ事情が違います。
基本的なスタンスとして「だれでも参加できる」という精神は大切にしていますが、実際には一般のお客さまが入り、ライブハウスとの費用や運営のやり取りも発生します。
そのため、演奏内容やバンドとしての完成度については、主催である自分が最終的に責任を持つ必要があります。
言い換えると、TLCは自由度の高い場である一方で、主催側のリスクも大きいイベントです。

これは「上手い・下手」という話ではなく、ステージとして成立するか、お金を払って観に来てくださる方にきちんと音楽を届けられるか、その点を考えたうえで判断している、ということです。
誰かを排除したいわけでも、序列を作りたいわけでもありません。
ライブハウスでイベントを続けていくための、現実的な責任だと考えています。

事前曲決めセッションについては、これまで以上に「原点」としての意味を大切にしたいと思っています。
初心者かどうか、経験があるかどうかではなく、同じ曲を、同じ時間、同じ空間で音を出す。
そこに立場の違いはありません。この感覚は、コミュニティを続けていくうえで欠かせないものです。

結果として、イベント説明の文章はシンプルになったかも。
細かく分類することよりも、「どんな関わり方でも大丈夫ですよ」というメッセージが、伝わる形にしたい、と思っています。

2026年は、TMCやTLCのようなライブイベントの開催も増えると思います。
それ自体はとても前向きな流れだと思っています。ただ、その一方で、いつでも戻ってこられる場所、気負わず音を出せる場、そういった“原点”を忘れないようにしたい。
今回の見直しは、そのための整理でもあります。

ここは、決まった正解やゴールを用意する場所ではありません。それぞれが自分なりの距離感で音楽と付き合い、続けていける場でありたいと思っています。

そして参加する皆さんは、難しく考える必要はありません!参加したいところにフラッと参加するだけです。