『自分一人で楽しむ方法をみつけることも大事かな』
さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。
誤解を与えないように書いておきます。
これはあくまで私個人の考えですし、感じ方は人それぞれ、男女でも違うと思っています。
少し前のセッションイベントで、男性の参加者の方が途中で無断で帰られてしまったことがありました。聞いた理由は「初めての参加で、居場所がなかったから」。
主催者として、気配りが足りなかったのではないか、もっとできることがあったのではないか、申し訳ない気持ちと反省を感じました。
一方で、正直なところ、どこか違和感も残りました。
この件についてはさまざまな意見がありました。
「気持ちはわかる」という声もあれば、「無言で帰るのは非常識だ」という意見もある。
事前にメンバーを決めて演奏している以上、一緒にやる側からすれば迷惑なのも事実です。
どの意見も、間違ってはいないと思います。
今あらためて考えてみて、現時点での自分の結論はこうです。
このセッションイベントは、基本的には「一人で楽しむための場所」なのではないか。
これは、人との出会いを否定する話ではありません。実際、この場で知り合いが増えたり、会話が生まれたりすることも多いです。特に女性の参加者の方は、人とのやり取りや空気感そのものを楽しんでいる印象もあります。
それはそれで、とても自然なことだと思っています。ただ、それは「そうなってもいい」という話であって、「そうしなければならない」という話ではない。
このセッションは、誰かと打ち解けなくても、積極的に会話に入らなくても、居場所を確認し合わなくても成立していいと思っています。
極端に言えば、音を出して、演奏して、それだけで完結してもいい。
誰かと深く関わることを前提にしてしまうと、初参加の人ほど、戸惑いや疲れを感じてしまうこともあります。
あの時途中で帰ってしまった方も、「うまく振る舞わなければいけない空気」を感じ取ってしまったのかもしれません。
もちろん、無断で帰るという行動を肯定するつもりはありませんし、改善すべき点があったのも事実です。
それでも、これからも大切にしたいのは、「一人で成立していい音楽の時間・場所」という考え方です。
人と出会ってもいい。
話してもいい。
つながってもいい。
でも、つながらなくてもいい。
音を出しに来て、自分の役割を果たして、自分なりに楽しんで帰る。それだけで十分な場所でありたい、今は、そう思っています。
みんなでワイワイやっているようにも見えて、この場を自分一人で楽しむ方法をみつけることも大事かな。

