『どうせ音楽をやるなら、ライブハウスまで』

さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。

今このコミュニティでやっていることは、大きく分けると3つあります。

事前に曲を決めて、その日に集まって演奏する「セッション」。

ライブバーのような比較的小さな場所で行う「ミニライブ」。

そして、ライブハウスのステージで行う「テーマライブ」。

やっていることだけを見れば、どれも人前で音楽を演奏するという意味では同じです。

でも、実際にやってみると、この3つは結構違います。

セッションには、その日に集まった人たちと音を合わせる面白さがあります。あまり構えずに参加できるし、初めて会う人と一緒に演奏できるのもセッションならではです。

ミニライブになると、もう少し「人前で演奏する」という感覚が強くなります。何曲かを準備して、ある程度まとまった形で演奏する。セッションとはまた違った楽しさがあります。

そしてライブハウス。

どれが上とか下とか、どれが正解という話ではありません。

ただ、自分としては、もし「いつかライブをやってみたい」という気持ちが少しでもあるなら、ぜひライブハウスまで経験してほしいと思っています。

経験にかかわりなく、どうせ音楽をやるなら、そこを目指してほしいと思うんです。

ライブハウスでの本番は、その日の演奏だけではありません。

メンバーを集めて、曲を決めて、練習して、当日の流れを考えて、リハーサルをして、本番を迎える。

そこまでの時間を全部含めて一つのライブなので、終わったときにはやはりそれなりの充実感があります。

大変なこともありますが、何より、ステージ上でしっかりした音で演奏できることがうれしいです。自分はやっぱり、ライブハウスで演奏するのが楽しいと思います。

そしてこのコミュニティで考えていることは、単純にライブハウスに出演する機会を作るということではありません。

出演枠を用意して、「ここで演奏できますよ」と案内するだけなら、それほど難しいことではありません。

自分が作りたいのは、そのもう一歩先です。

当たり前ですが、ステージに立ったとき、客席に人がいること。

その中に、セッションやほかの企画で会ったことのある人、いつものコミュニティの仲間がいること。

そして演奏が終わったら、「よかったよ」「楽しかったよ」と声をかけてもらえること。

自分は、そこまで含めてライブの場を作りたいと思っています。

先日のライブにも約50人のお客様が来てくれました。

客席を見ると知っている顔もたくさんありました。

演奏する側にとって、それはやっぱり嬉しいことだと思います。

そして観に来た人にとっても、知っている人がステージで演奏している姿を見ることで、「自分もやってみようかな」と思うきっかけになるかもしれません。

演奏した人がいて、それを仲間が観に来る。

終わったあとに声をかけたり、感想を話したりする。

それを見た誰かが、今度は自分もステージに立ってみたいと思う。

そして次のライブでは、その人をまた誰かが観に来る。

そんな循環が生まれる場所にできたら、自分としては一番面白いと思っています。

だから、セッションに参加している方も、ミニライブに参加している方も、もし心のどこかに「ライブハウスでもやってみたい」という気持ちがあるなら、遠慮せずそこを目指してほしいです。

まだ早いとか、もう少し上手くなってからとか、あまり考えすぎなくてもいいと思っています。

もちろん、それなりに準備はする。

でも、ライブハウスは特定の人だけが立つ場所ではないと思っています。

演奏する人だけを集めるのではなく、観に来てくれる人もいる。

しかも、その中に知っている仲間がいる。

そんなライブの場を、これから少しずつ作っていければと思います。