『セッションは「個人競技」ではなく「団体競技」』

さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。

このコミュニティには、毎回、初めて参加してくださる方がいます。

そこで今回は、このコミュニティが大切にしている「セッション」の考え方について書いてみたいと思います。

セッションと聞くと、「自分の好きな曲を歌う」「自分の好きな曲を演奏する」というイメージを持つ方も多いかもしれません。

もちろん、それも間違いではありません。

でも、このコミュニティでは、もう一つ大切にしている考え方があります。

それは、セッションは一人で楽しむものではなく、みんなで作るものだということです。

例えば、カラオケをスポーツに例えるなら、フィギュアスケートや体操のような個人競技に近いかもしれません。

自分の得意な曲を、自分らしく歌うことが目的です。

一方で、セッションは野球やサッカーのような団体競技です。

自分のリクエスト曲を演奏することも大切ですが、それと同じくらい、他の参加者の曲にも協力しながら、一つのイベントをみんなで作り上げていくことに意味があります。

野球で「私は4番だけ打ちます」「守備はやりません」とはならないように、それぞれが少しずつ役割を担うことで、一つのチームが成り立ちます。

セッションも同じです。

このコミュニティには、初心者の方もいれば、長年バンドを続けてきた方もいます。

技術や経験は、人それぞれです。

でも、その違いがあるからこそ面白い。

技術や経験がでこぼこしていても、一つのチームとして演奏を楽しむ。

それが、このコミュニティのセッションです。

だから、「この曲は初めてだから」「うまく歌える自信がないから」と心配する必要はありません。

実際、多くの参加者が毎回新しい曲に挑戦しています。

歌詞を見ながらでも構いませんし、演奏が完璧である必要もありません。

大切なのは、「自分だけが楽しむこと」ではなく、「みんなで楽しめる時間を作ること」。

一人では作れない音楽を、その日集まったメンバーで作り上げる。

そこに、セッションならではの楽しさがあります。

これからも、このコミュニティでは、一人ひとりが少しずつ力を持ち寄り、チームとして音楽を楽しめる場を作っていきたいと考えています。