『趣味は、始めることより続けることの方が難しい』
さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。
「何か新しいことを始めたい。」
そう思う瞬間は、誰にでもあるのではないでしょうか?
楽器、音楽、バンドを始めるのも、その一つです。
ギターを買ってみる。ピアノを習ってみる。動画を見ながら独学で挑戦してみる。
始める方法はいくらでもあります。
でも、実際に難しいのはそのあとです。
半年後も続いているか?
一年後も「やっぱり楽しいな」と思えているか?
趣味というのは、始めることよりも、続けることの方がずっと難しいのだと思います。
音楽、楽器をやっていると、「どうすれば上達できますか?」という話になることがあります。
もちろん上達は大切です。
でも、最近の自分は、それ以上に「どうすれば長く続けられるのか」を考えることが増えました。
長く音楽やバンドを続けている人を見ていると、不思議な共通点があります。
特別な才能があるわけでも、誰より練習しているわけでもない。
ただ、音楽が生活の中に自然と溶け込んでいるのです。
通勤中に次回演奏する曲を聴く。
少し時間が空いたから楽器を触ってみる。
来月のセッションがあるから、少しだけ練習しておこうと思う。
そんな小さな積み重ねが、気がつけば何年にもなっている。
だから、無理をして続けているようには見えません。
趣味とは、本来そういうものなのかもしれない。
頑張って続けるものではなく、気づけば生活の一部になっているもの。
コミュニティ、ライブワゴンミュージックを始めた理由も、突き詰めればそこにあります。
演奏する場所を作りたかったというより、「続ける理由」を作りたかったということ。
一人で楽器を続けるのは、意外と難しいものです。
今日は疲れたからいいか。
来週やろう。
そんな日が続くこともあります。
でも、「来月みんなと演奏するから少し練習しておこう」と思えるだけで、不思議と楽器を手に取る回数は増えていきます。
それは決して義務ではありません。
誰かに怒られるわけでもありません。
ただ、一緒に演奏してくれることを楽しみに待ってくれている仲間がいる。
それだけで、趣味は少し続けやすくなるのだと思います。
趣味は、一人でも楽しめます。
でも、長く続けることを考えるなら、誰かとゆるくつながっている環境がある方が、ほんの少しだけ有利なのかもしれません。
だから私は、ライブやイベントそのもの以上に、「また次も参加しよう」と思える場所を大切にしたいと考えています。
趣味は、始めた日だけが特別なのではありません。
何年も続けた先に、「やっていて良かった」と思える瞬間があります。
人生が大きく変わるわけではないかもしれません。
でも、毎日の暮らしは少しずつ豊かになっていく。
そんな小さな積み重ねを、これからも大切にしていきたいと思っています。

