『YOASOBIプロジェクト始動!|同期が入って見えてきた、本当に大切なこと(その5)』
さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。
先日、YOASOBIバンドのリハーサルを行いました。
今回、ボーカルのKちゃんはお休み。
楽器隊だけでの練習です。
「歌がないと物足りないかな?」と思っていましたが、実際に音を出してみると、それとはまた違う収穫がたくさんありました。
まず感じたのは、バンドとしてのまとまりが、回を重ねるごとに少しずつ出てきていることです。
ドラム、ベース、キーボード。
それぞれが前回より確実に前進していて、演奏にも少しずつ余裕が出てきました。
特に今回、「みんな上手くなったな」と感じる場面が何度もありました。
その一方で、自分はというと…。
正直、少し置いていかれているような感覚もあります(笑)
もちろん演奏もそうですが、今回は同期音源の準備やDAWでの音作りなど、裏方の作業にかなり時間を使いました。
自分にとってはこれも大きな挑戦なのですが、メンバーの演奏がどんどん形になっていく姿を見ると、「負けていられないな」という気持ちになります。
そして今回、一番大きな出来事は、初めて同期音源を使ったことでした。
演奏前の準備にも思っていた以上に時間がかかりました。
ドラマーのYちゃんにとっても、クリックを聴きながら全体演奏するのは初めての経験。
最初は戸惑いもありましたが、さすがです!
短時間で感覚をつかみ、すぐに演奏へ順応していました。
もちろん本人にしか分からない苦労はあったと思いますが、それでも「ちゃんと合わせよう」という姿勢が伝わってきました。
同期音源が入ると、やはりサウンドは一気にYOASOBIらしくなります。
原曲で鳴っている細かな音や空気感が加わることで、今までとは違う世界が広がりました。
「なるほど、こういうことか。」
そんな感覚がありました。
でも、今回のリハーサルで一番印象に残ったのは、実は同期音源そのものではありません。
むしろ逆でした。
同期があるからこそ、バンド自身の演奏がしっかりしていなければ成立しないということです。
同期音源は、あくまでも足りない音を補うもの。
バンドの演奏そのものを支えてくれるものではありません。
土台になるのは、やはりドラム、ベース、キーボード、ギターが作る「生のグルーヴ」です。
そこがしっかりして初めて、同期が自然に溶け込みます。
逆に、土台が弱いと同期だけが浮いて聞こえてしまう。
今回、それを実感しました。
最初は「YOASOBIをバンドで再現する」というイメージを持っていました。
でも今は少し考え方が変わってきています。
YOASOBIをコピーするのではなく、YOASOBIの楽曲を、自分たちらしいバンドとして鳴らす。
そんなイメージの方が、今の自分たちには合っている気がします。
ロックバンドに近いイメージというか…
ライブハウスで演奏する以上、お客さんの前に立つのはパソコンの音源ではありません。
ステージの上にいる我々5人です。
同期音源は、その5人を引き立てるためのもの。
主役は、あくまでもバンドであり、生演奏です。
本番まで、残り約2か月。
まだ細かな修正点はたくさんあります。
でも今回のリハーサルで、「この方向で間違っていない」という手応えも感じることができました。
少しずつ。
でも確実に。
YOASOBIプロジェクトは前へ進んでいます!

