『YOASOBIプロジェクト始動!|夜に駆けるの難しさ(その2)』

『YOASOBIプロジェクト始動!|新しい挑戦が始まります(その1)』

さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。

「夜に駆ける」。
一度はやってみたいと思う方も多いと思いますし、実際にセッションやバンドで候補に挙がることも多い曲です。

ただ、いざやってみると感じるのが、「思った以上に難しい」ということではないでしょうか。

まず一番大きいのは、曲全体の情報量の多さです。
テンポは速く、展開も細かく、同じように聴こえても実は少しずつ違うフレーズが続いていきます。
そのため、なんとなくで合わせようとすると、どこにいるのかわからなくなる、という状況が起きやすい曲です。

さらに、各パートそれぞれに役割がしっかりあり、しかもそれが常に動いています。
ベース・ギターは動きが多く、ドラムも細かいニュアンスが求められ、キーボードは複数の音を担っていることが多い。
ギターは単純なコードワークだけでは成立しづらく、ボーカルも言葉数が多くて息継ぎのタイミングが難しい。

つまり、「誰かがシンプルに支える」というより、全員がある程度動き続けることで成立している楽曲なんですよね。

これが難しさの正体だと思います。

ただ一方で、だからこそ面白いとも言えます。
この曲をそのまま再現しようとすると、かなりの準備や技術が必要になりますが、バンドでやる場合は必ずしも完全再現である必要はありません。

音を減らしてもいいし、シンプルにしてもいい。
少し崩れてもいいと思います。

それでも、5人で同じ方向を見て音を出したときに生まれる一体感や疾走感は、この曲ならではのものがあると思います。

まぁ、最初はうまくいかなくて当然(笑)
むしろ、「こんなに難しいのか」と感じるところからスタートして、少しずつ形になっていく過程そのものが、この曲の楽しさだと思います。

自分は完成度よりも、その過程や体験に価値があると考えるタイプ。
難しい曲にチャレンジすること、そしてそれを「やってみたい!」と思う誰かと一緒に音にすること。それだけで十分に意味があると思っています。

「夜に駆ける」は確かに難しい曲です。
でも、その難しさを含めて楽しめるかどうかが、この曲をやる一番のポイントなのかもしれませんね。