気軽に、そして本気で。3つの音楽イベントを段階的に楽しむ、という考え
さいたま~都内を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。
このコミュニティでは、現在主に3つのイベントを開催しています。それぞれに違った魅力や楽しみ方がありますので、私なり(グッチ流)の参加スタイル・向き合い方を紹介させていただきます。
開催しているイベントは以下の3つです:
①セッション(事前曲決めバンドセッション)
②ミニコンサート(タイニーミュージックコンサート)
③対バンライブ(コレクションシリーズ)
(※各イベントの詳細はWebページをご覧ください)
① セッション(事前曲決めバンドセッション)
これは「観客に見せる演奏」というよりも、「自分が楽しむための時間」と捉えています。いわば“音を通じた遊び場”という感じですね。
私の場合、ほとんど練習はしません。演奏が決まった曲は普段からよく聴いて、頭の中で「こんな感じで弾こうかな」とイメージトレーニングを重ねます。直前1~2日前にコード進行を確認したり、印象的なフレーズをちょっと押さえたりする程度。
ギターソロも基本はコピーせず、雰囲気でいきます。1曲につき10~15分くらいの練習で本番へ。なので当然ミスもめちゃくちゃ多い(笑)でも、それも含めて楽しむ感じです。
② ミニコンサート(タイニー・ミュージック・コンサート)
こちらは小規模ながら“バンド演奏として仕上げる”スタイルなので、メンバーとのすり合わせが大切になってきます。
「しっかり練習したい!」というメンバーがいれば、そのスタンスに合わせますし、逆に「ぶっつけ本番でいこうか」という軽めのノリもOK。どちらにしても、基本は“自分たちが楽しむこと”が一番の目的です。
参加グループの様子をうかがっていると、1~3回ほどスタジオで軽く練習するグループもいれば、結構な頻度でスタジオ入りしてしっかり準備するグループもあるようです。
準備期間は人によって違うと思いますが、個人的パートについてはだいたい2~3日くらいで整える感じですね。
③ 対バンライブ(コレクションシリーズ)
これは本気モードです。ライブハウスのステージで、しっかりした音響の中、お客様の前で演奏するイベントなので、個人練習もバンド練もなるべく時間をかけて臨みます。
セッションやミニコンサートが“自分のための音楽”だとしたら、この対バンライブは“誰かに届ける音楽”。
見てくれる人に楽しんでもらう、その意識が自然と演奏の熱量にもつながる、そんな場所です。
すべてのイベントを全力で取り組むとさすがに大変なので(笑)、私はイベントごとに力の入れ具合を調整しています。でももちろん、セッションでも「完コピを目指したい!」とか「しっかり準備して挑戦したい!」という楽しみ方も大いにアリです。
要は、自分がどうすれば楽しめるか?準備(コピー)するのが楽しいって方もいると思うので。
①②は“自分中心で楽しむイベント”、③は“観客を意識するイベント”という位置づけです。
まずは気軽に①のセッションから参加してみて、慣れてきたら②・③へとステップアップしていく、というのが理想です。それぞれ違った楽しさがありますので、ぜひ体験してみてください!