「センじゃに」のときめき❤大冒険 〜5人の音楽旅〜第六話
初心者を含むオヤジ3人(ベース・ドラム・ギター)が、5月のライブに向けて奮闘する99%実話の物語!初心者セッションで知り合った3人が、どんな練習を重ね、本番に挑むのか?――その熱い挑戦の記録をお届けします!(土曜更新)

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🌟 初心者トリオ、ついに全員集合!5人編成で“最初で最後”の全体練習!
📅 4月13日。
この日は、初心者トリオにとって大きな節目。
そう――今日はついに、ボーカルのケイジさん、キーボードの龍蔵さんを加えた5人フルメンバーでの初練習!
ライブ前に全員がそろうのは、今日が最初で最後の予定です。
「なんとかこの日だけは全員合わせよう!」
そんな気持ちで集まったスタジオには、ちょっとした緊張感と、でもそれ以上のワクワクが漂っていました。
🎙「おつかれさまですー!」と初登場のケイジさん。
リハ初参加とは思えないほど堂々たる歌声で、空気を一気にライブモードに引き上げます。
「え、ボーカルってここまで空気変えるんだ…!」と一同ビックリ&感動。
🎹 龍蔵さんも本領発揮。繊細なフレーズをさらっと弾きこなして、バンド全体にグッと色がつく。
やっぱり鍵盤が入ると音の厚みが一気に変わるな〜…しみじみ。
そしてそして。
🥁 我らがマコトさん、今日も気合いで参戦!
前回は点滴明けだったこともあり少し心配していたのですが…
今回はなんと!前回よりもリズムが安定してる!音も力強い!
明らかに成長を感じます。
とはいえ、ドラムは本来バンドの要(かなめ)であり、全体を引っ張る存在。
マコトさん本人もまだそのプレッシャーを感じている様子で、リズムや曲の進行に不安が残る部分もありました。
でも、それを支えるように他のメンバーが自然と呼吸を合わせ、**“マコトさんに合わせにいく”**演奏ができているのがすごかった。
言い換えれば――今回は、バンドがドラマーを引っ張っている。
そんな不思議な一体感が、逆にこのメンバーらしいな、と感じました。
前回の練習でTさんから教わった「バラードの“間”」も少しずつ身についてきていて、
マコトさん自身も「よぉし…なんとか、がんばるぞ…!」と前向きに。
ギターの自分も、ベースのラングレンさんも、思わずにっこり。
「うん…本番、なんとかいけるんじゃない?」
そんな手ごたえが、確かにありました。
もちろん、完璧じゃない。細かいところはまだまだ。
でも、“5人でひとつの曲をつくってる感覚”があったんです。
それが、なによりうれしい、バンドの醍醐味ですよね♪
とはいえ、ライブまではもう少し時間がある。
だからもしかしたら、**「できるメンバーだけで、もう一度集まろうか?」**なんて声も。
本番ギリギリまで、やれることをやってみよう。
それが、初心者なりの全力ってやつです!
いよいよ、ライブまで残すところ一ヶ月ちょっと!
“挑戦”のラストスパート、どうなる…!?
初心者5人が作り上げる音の行方を、ぜひその目で見届けてください。
「タイニー・ミュージック・コンサート」、まもなく開演です🎤🔥
それでは、また土曜日にお会いしましょう〜!
ーつづくー