『音楽について、夢や目標はありますか?』~その4
さいたま、大宮を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。
(※その1はコチラから)
(※その2はコチラから)
(※その3はコチラから)
前回からの続き、セッションをより充実させるための「選曲」や「テーマの設定」について考えていきます。
参加者それぞれの音楽の趣味や嗜好は完全に一致することはありませんが、それらを広く考慮しつつ、テーマを設定することが重要です。現在は主に2000年以前の古い音楽が中心ですが、テーマを狭めすぎると参加希望者が集まりにくくなります。中高年をターゲットにした場合、新しい音楽では人が集まりにくい。
このイベントの最大の目的は「バンド形態での演奏を楽しむ」ことなので、個々の趣味や嗜好を優先しすぎるのは適切ではありません。(例えば、私の場合はエレクトロ・ミュージックが好きなジャンルですが、それを前面に出すことはできない。そもそもバンド形態でないし笑)
とはいえ、「ビートルズ」のような広く親しまれているテーマだけでは物足りなさを感じることもあるため、「イギリス縛り」や「ブルース縛り」といった、ほどよく特徴を持たせたテーマを提案していきたいところ。さらに、「二人組縛り」といった少し遊び心を加えたテーマ設定も面白いと考えています。今考えているのがオリジナルをアレンジして演奏する「アレンジ縛り」。ちょっと難しいか(笑)
「アレンジ縛り」は確かに難易度が上がるかもしれませんが、参加者の創造力を刺激し、単なるコピーとは違う楽しみ方ができる点で魅力的です。例えば、「ロック曲をジャズ風に」や「バラードをアップテンポに」などなど。楽しそうです。
また、テーマの幅を広げつつも、参加者が共通の土台を持てるように「年代縛り」なども考えられます。例えば「80年代ヒット曲」といったテーマなら、洋楽・邦楽問わず親しみやすい楽曲が多く、幅広い選曲が可能になります。「ドラマ主題歌縛り」も、普段ロックや洋楽を演奏する人にとって新鮮な体験になるかもしれません。
こうしたテーマを試しながら、参加者の反応を見つつ微調整を加えていくことで、より楽しいセッションが作れるはずです。やはり最終的にはレベルに関係なく「演奏を楽しむ」ことが一番大事なので、参加者が自由に楽しく表現できる場を目指していきたいですね。ということで、2025年夏予定のセッションは「イギリス縛り」!
次回、セッションにおける「選曲」や「テーマの設定」以外について、もう少し私なりに深堀したいと思います。