『THE BRAND NEW HEAVIES Brother Sister” 30th Anniversary Tour in Japan』

2025年3月1日(土)
高崎芸術劇場
Brother Sister” 30th Anniversary Tour in Japan
出演:THE BRAND NEW HEAVIES

懐かしのブラン・ニュー・ヘヴィーズ!
さかのぼること30年前、アルバム『Brother Sister』を聴いたのが、acid jazzにハマるきっかけだった気がします。バンドのことをどこで知ったのか…おそらく20代の頃、新宿や渋谷のタワレコに入り浸っていて、試聴コーナーで耳にしたのが最初だったような…。

今回の来日公演は、アルバム『Brother Sister』の30周年を記念したアニバーサリーツアー。オリジナルメンバーのアンドリュー・レヴィとサイモン・バーソロミューに加え、アンジェラ・リッチが参加し、なんとアルバムを全曲披露するという内容!
正直、自分の中ではすでに“クラシック”というか、古い音楽という認識で、今さら聴かなくても…と思っていたけれど、やはり自分にとって特別なバンド。しかも思い出のアルバムをフルで演奏するとなれば、これは行くしかない!

関東公演はブルーノート東京と、なぜか高崎芸術劇場がファイナル。特に理由は調べてないけど、「なぜ高崎?」とちょっと疑問(笑)。ライブ中も「ハロー!タカサキー!」を連呼していて、知り合いでもいるのかな?というくらいの盛り上がりでした。
とはいえ、自分も迷わず高崎を選択。ブルーノートには何度も行ってるし、高崎は未体験。しかも音響が良いと評判の劇場ということで、せっかくなら新しい場所で聴いてみたくて…

ライブは17:15開場、18:00開演。会場は駅近で、内装も洗練されていて綺麗でした。スタッフの対応も素晴らしく、ホールは意外とコンパクトで、ステージとの距離が近く感じられる空間。

そして、定刻通りにライブスタート。ツアーファイナルだからか、和やかな雰囲気で、メンバーは客席と会話したり、ハイタッチしたりと超フレンドリー!客席を回りながら演奏したり、お客さんにベースを弾かせたり、ステージで自撮りしたりと、楽しんでいましたね。

アンコール含めて2時間たっぷりのステージ。『Brother Sister』の楽曲を中心に、“Never Stop”も演奏。アンコールでは“Stay This Way”、“You Are The Universe”…で終わりかと思いきや、最後に“Dreams Come True”で締めくくり!会場の熱気も最高潮で、メンバーも満足げな表情だったのが印象的でした。

観客を巻き込み、踊らせ、歌わせるエンターテイナーぶりはさすがの一言!最初は座っていたお客さんも、最後はみんな総立ちで踊りまくり。隣にいたおばあちゃんまでノリノリ、意味もなく何回か腕を叩かれました(笑)。
ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、今聴いてもやっぱり心躍るバンドでしたね♪