『ロック・レジェンド・コレクションへの想い』~その1

さいたま、大宮を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。

4月19日に開催する「ロック・レジェンド・コレクション」についてお話しします。

まず、このイベントがどのようなものか、一言で表すと「特定のアーティストやジャンルにこだわって活動しているバンドが集結するコンセプトライブ」ということになります。つまり、即席バンドや初心者向けのイベントではなく、特定の音楽性を持つアマチュアバンドが集まる場となります。

普段開催しているコミュニティ内のイベントは、ジャンルの垣根をなくし、初心者、シニアをはじめ、バンドやセッションに興味があれば誰でも気軽に参加できるよう工夫しています。これはこれで多くの方に楽しんでもらえる魅力があり楽しくもありますが、年に1~2回は、コンセプトを重視した音楽にこだわったイベントを企画したいと考えていました。

私の活動の基準には「まずは自分が楽しめること」があるので(笑)、自分が心から「観たい!」と思えるライブでなければ意味がありません。実現可能でありながら、新たな挑戦として価値のあるイベントとはどのようなものか?

以前YouTubeで、モトリー・クルー、ヴァン・ヘイレン、ポイズン、オジー・オズボーンなどのカバーバンドが出演する海外のフェスを観たのですが、これがとても面白い!
演奏のクオリティもさることながら、衣装やメイク、動きまで本物そっくりに寄せていて、思わず笑ってしまうほど。でも、重要なのはそこではなく、そのフェスが大勢の観客を集め、大盛況だったという点です。さらに、オリジナルのアーティストたちがまだ現役で活動しているにもかかわらず、カバーバンドが観客を集めてフェスを開催できるというのは、日本とは違う文化だなと感じました。

そういう意味では、ジミー桜井さんは別格ですよね。彼はもはやジミー・ペイジ本人と見間違うほどの存在になってしまったわけですから(笑)ツェッペリンで生計を立てている…

「何かにこだわって演奏する…」そんな考えも『ロックレジェンドコレクション』を企画する上で、ヒントになっています。

ーつづくー