『二人組の音楽会にむけて~その2』
さいたま、大宮を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。
12月22日は年内最後のイベント「二人組の音楽会」を開催します!
前回のブログでもお伝えした通り、私は「RommyGee」というグループでギターを担当します。二人組、演奏曲を考えるとアコースティックギターやガットギターが自然な選択のような気もしますが、今回はセミアコ(ES‐335)を使います。つまりエレキですね。
ここからはちょっとマニアックな話💦ギターに興味ある方だけ読み進めてください(笑)
最初に検討したのが、座って弾くか?立って弾くか?ということ。ES‐335は座って弾くにはバランスが悪く、また、座り状態でギターや体が固定されるよりは、立った状態でギターを胸のあたりで抱え込むように構え、体を自由に動かせる状態が演奏しやすい、ということが分かりました。ボーカルも立って歌う、とのこと。ギターも立ちでの演奏に決めました。
続いては基本の音作りです。
演奏(伴奏)は自分のギター1本なわけですから、音に厚みを持たせたい。かと言って、ボーカルが死んでしまっては元も子もありません。ジャズっぽい音作りを考えていたのでイメージは「ジョー・パス」の音です。ただし演奏する曲はロック・ポップス調なのでジョー・パスほどモコモコしないレベルでミドルを上げたクリーントーンにします。
ちなみに今回は、ギターアンプではなくモニタースピーカーにつないでみようと考えています。もしかしたら上手く行かないかも…リハーサルで試して、上手く行かなければアンプ接続ですね。。。
お次は、エフェクト類。
今回は4曲中2曲がバラード調。つまりギターも音数が少なくなるわけです。テンポの速い曲であれば、ギターをジャガジャガ出来るのですが、ゆったりと流れるような雰囲気。
ギターは厚みがあって響いているような音にしたい、ということでスラップバックディレイをほんの少し、併せてリバーブをかけます。
そして、演奏全体に「揺らぎ」のような効果が欲しいので、ゆる~くトレモロをかけます。
最後に1曲だけ、12弦ギターのような響きが欲しかったのでハーモナイザーを入れて。
後はコンプとイコライザーが入っています。
ここまで音を作り込んできましたが、実際に現場で音を出すと全然違うこともありますよね💦あとはその場に応じて柔軟に対応するしかないです…
音作りも大切ですが、一番重要なのは、しっかり演奏すること!残されたわずかな時間で、出来る限り練習・準備したいと思います。