『初心者向けセッションについて考える~その9』

さいたま、大宮を中心に、バンド形式のコピー・セッションやライブイベントを開催するコミュニティ「ライブワゴンミュージック」です。

「初心者・初めての方限定セッション」について引き続き考えます。
ちなみに前回の「考えるシリーズ~その8」はコチラから。

「考えるシリーズ」、今回が最終回。

通常のセッションは人前での演奏が前提でそこが大きなポイント、醍醐味でもあります。しかも音楽をよく知る人たち(出演者・見学者)の前での演奏なので、演奏を聴く・見る姿勢があると同時に、見る側も演奏するという同じ立場のため、盛り上がる雰囲気も生まれます。
個人的には、ここが重要なポイント。お客さんのいないライブを経験してきた身としては、盛り上がるお客さんの存在がどれだけ大切か(笑)
この状況が、心地よい緊張感につながります。

でも、これは通常セッションでのお話。今回の「初心者セッション」については、意識的にその状況は作らず、つまり発表・お披露目ライブという雰囲気ではなく合同練習会。みんな集まっての合同練習会。見せることが目的ではないセッション。(手空いた人たちは結果、見ることになるのだが…)
とは言え、やることに事態、差はないわけだから、私自身のマインドの問題かもしれないですね…

うん、ここまで書いて思うのが、やっぱり前回の「初心者セッション」、楽しかったけど、自分の中で納得感がないんだと思います。初心者と言いつつ、通常セッションと何ら変わりない内容になったこと…主催者としてはNGでした。

自分が初心者で、初めて参加するとしたらどんな内容がいいのか?どんな雰囲気だと参加しやすいのか?
現時点で詳細は決まっていませんが、参加者募集と同時並行で、できれば初心者の方の意見を聞きながら考えをまとめたいと思います。

「何でそんな真剣なの?」とツッコまれそうですが(笑)、音楽活動はおそらく自分にとって、今後長く続く大切な「趣味」なので何よりも真剣に取り組むつもりです。。